“とんかつ”のルーツはフランス料理のコートレット(cotelette)。スライスした仔牛の肉に卵黄とパン粉をつけてバターで両面を焼いたもので、この“コートレット”が訛り“カツレツ”と呼ばれるようになったことに“とんかつ”の歴史は始まります。明治の文明開化のその時までわれわれ日本人は表向き獣肉食が禁止であり、小麦粉もまだまだ脇役といった存在でした。それからわずか60年で豚肉と小麦粉、肉とパンという西洋料理の主役を取り入れ、アレンジの末に日本独自の料理へと進化させてきたのです。「煉瓦亭(れんがてい)」は明治28年(1895年)創業、銀座の洋食店。オムライスやエビフライなど数々の洋食の生みの親であり、池波正太郎や北杜夫が愛したこのお店が今日の“とんかつ”の原型だ

店 名住 所TELPR詳しくはこちらから
とんかつまぁるまる南横市2086-925-9272