上原元帥誕生地 【標柱】
うえはらげんすい
上原勇作は、安政3年(1856)11月9日、龍岡家(たつおかけ)の二男として生まれ、明治8年(1875)に上原家の養子となりました。
勇作は、11歳の時に儒学者であった木幡栄周(こはたえいしゅう)の門下となり、明道館で勉学に励み、13歳で明道館の教師に任命されるほどでした。
14歳から鹿児島の造士館(ぞうしかん)で学び、16歳ときに上京し、野津陸軍少佐の書生として住み込みで勉強に励み、大学南校(現在の東京大学)に合格、さらに、明治10年(1877)に陸軍士官学校に入学、一番の成績で卒業したといいます。
その後、順調に出世して、明治45年4月西園寺内閣の陸軍大臣となり、大正10年(1921)に元帥となっています。