こころの保育

神様のはからい

今年の春ほど 待ち遠しい春はない

新型コロナウィルス禍で自粛というくさりに囲まれてしまった感があったので、梅の花が咲き、パンジーやチューリップの花たちがうーんと勢いづき、桜の花の出番も、そこまでの春爛漫の季節となり、心の中も希望の光に満ちていく。

昨年中は本園(エ-デルワイス幼保園)でも行事の中止や延期など、子どもたちに今まで通りの経験をさせることが思うように出来なかった。

園内では園児同士のソーシャルディスタンスをどうとるのか

職員間ではどう行動するのかなど、次から次への課題に対処しなければならず、検温、消毒、換気の習慣もいつの間にか身についていった。

このことでインフルエンザ発症「0」という努力の成果となったのは有難い。

もう一つ有難いことがあったのが、昨年の晩秋の頃、閉塞感の漂う時世の中

全園児の気晴らしを兼ねて近くの早水神社へどんぐり拾いの園外散策に出かけた。

実はどんぐりを拾うには、少し時期がずれていてもう無いのではと心配して、子どもたちのがっかりはかわいそうだったので、前々日に私と園の主任3人とで、あっちこっちとどんぐりの落ちている情報をもとに拾い集めたのを、先発の先生方がまいて準備していた。

毎年早水神社は、歩いていく遠足の寄り道コースでもあったので、道は知っていたが、ふといつもとは違う、人の入った気配のない小道に導かれるように入ってみた。

すると落ちている!! 落ちている! 落ちている! でっかいどんぐり!! どっさりと! 子どもたちの歓声とともに、どんぐりたちが どんどん拾われていった。

秋の日差しの中で有難い光景!
神社の神様の素敵な計らいだった!?

という訳で、初詣は当然早水神社へ「いの一番」に感謝をこめて参拝し、コロナの終息を祈願することであった。
文責 エ-デルワイス幼保園
園長  愛甲幸子

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